有名建築家ピーター・マリーノがLAで展覧会 アルマーニ邸建築秘話も 1 │ブランドコピーファッション情報
ルイヴィトン時計 コピー 【10月26日 AFP】世界各地の高級ブランドの店舗やリゾートホテル、著名人の自宅などを手掛けてきた人気建築家のピーターマリーノ（Peter Marino）。彼は長年にわたり数多くの芸術作品を収集してきたことでも知られている。 現在ロサンゼルス市内サンマリノ（San Marino）のハンティントンライブラリー（The Huntington Library）では、これまで一般に公開されたことがなかった彼のプライベートコレクションを紹介する展覧会『Beauty and Power: Renaissance and Baroque Bronzes from the Peter Marino Collection』が開催されている。 ■芸術品から刺激を受ける日々 マリノは現在61歳。最近では、ベイルートのリゾートスパやシンガポールと上海の「ルイヴィトン スーパーコピー（Louis Vuitton）」新店舗、香港の「クリスチャン ディオール（Christian Dior）」アウトレットなどのデザインを手がけた。華々しいキャリアを歩むマリノの私生活は、美しい芸術作品の数々に囲まれている。「アートからいつも視覚的な刺激をもらっている。美しい芸術を目にすると脳内麻薬が放出され、幸福感でいっぱいになるんだ」とマリノは語る。
ブルガリ スーパーコピー 彼の感性豊かなデザインは、長年にわたり収集した絵画や彫刻などの芸術作品から得たインスピレーションによって生み出されたものだという。「僕の仕事や生活は、審美眼を鍛える練習の積み重ね。家にはウィレムデクーニング（Willem de Kooning）の作品とバロック調の古いブロンズ像を置いているんだ」と明かす。「デクーニングはまさにバロックと言っていいだろう。彼の生み出す線は止まることを知らない。鑑賞者の視線は、まるでバロック彫刻を見つめている時のように一瞬たりとも休むことができない」 ■ブロンズ像と建築の関係 展覧会は、ルネサンスとバロックのブロンズ像を中心に構成。16世紀の伊彫刻家ステファーノマデルノ（Stefano Maderno）の作品などが揃う。「ブロンズは、とても重い金属の塊で、何千年経っても朽ち果てることは無い。そして、たくさんの動きや感情表現を組み込むことができるんだ」とマリノ。 さらに「僕にとってブロンズアートは、芸術と驚くようなハイテク技術の究極のコンビネーションから誕生したもの。建築についても同じことが言えるね」と語った。 ■アルマーニとの思い出 マリノは出身地ニューヨークを拠点として、建築デザイナーとしての活動をスタート。初期の顧客には、デザイナーのイヴサンローラン（Yves Saint Laurent）や芸術家のアンディウォーホル（Andy Warhol）がいる。やがてウォーホルから影響を受け、芸術品を収集するようになった。その後長年にわたり、アート業界の著名人と共に多くの空間、建築デザインを担当。1988年には、デザイナーのジョルジオアルマーニ（Giorgio Armani）ために家をデザインしたが、マリノとアルマーニの芸術に対する考え方は全く異なったという。 「アルマーニは私生活において“ミニマルアーティスト”だった。部屋に芸術品をひとつも飾ろうとせず、そこにはただ“家”があるのみだった。絵画や彫刻作品を飾ろうとしない人と一緒に仕事をしたのはそれが初めてだった」とマリノ当時を振り返る。「彼は僕に『一日の終わりには、僕の目は疲れきっている。ただ部屋に帰って、何も見ずに休みたいんだ』と言ったんだ。だから僕は『そんなことできないよ』と告げたんだ。そんな家では、休まらないし、快適とは感じられない。僕は常に刺激を必要としているんだ」 その言葉どおり、マリノのオフィスには芸術作品が溢れている。「オフィスには、絵画や彫刻、ガラス作品など、芸術作品がなんでも揃っているよ。でも、決してそれに疲れることは無い。芸術とは、常に刺激をくれる、僕の人生そのものなんだ」 展覧会の会期は2010年10月9日から2011年1月24日まで。(c)AFP/Romain Raynaldy 【関連情報】 ◆カールラガーフェルドと写真、飽くなきクリエイションの追求 ◆マリノが手がけたディオール上海旗艦店、パーティにマギーチャン登場
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